カラー塗装鋼板は、基材に亜鉛メッキ鋼板を使用しています。亜鉛保護に加えて、亜鉛層の有機コーティングは、鋼板が錆びるのを防ぎ、鋼板よりも長い耐用年数を有する被覆および隔離の役割も果たします。メッキ鋼板の寿命は、亜鉛メッキ鋼板の50%以上と言われています。カラー塗装された鋼板で作られた建物や作業場は、通常、雨で洗えば耐用年数が長くなります。さもなければ、二酸化硫黄ガス、塩分、粉塵の影響を受けます。したがって、設計上、屋根の勾配が大きいと、ほこりなどの汚れがたまりにくく、耐用年数が長くなります。雨であまり洗われない部分や部分は、定期的に水洗いしてください。
ただし、同じ亜鉛めっき量、同じ塗料、同じ膜厚のカラー塗装板であっても、使用部位や使用場所によって寿命は大きく異なります。例えば、工業地帯や沿岸部では、空気中の亜硫酸ガスや塩分の影響で腐食速度が増し、寿命に影響を与えます。梅雨時、長時間雨に濡れたり、昼夜の温度差が大きいと結露しやすくなり、塗装の腐食が早くなり寿命が短くなります。
投稿時間: Dec-21-2021